泣ける話「父と猫」


昭和一ケタ仕事一筋の父がガンで闘病しつつ仕事を続けてたんだけど、 
悪くなるばかりでとうとうある朝出社のため玄関まで行ったんだけど歩けなくて 
へたり込んで泣き出してしまった。
 
その時あまり父になつかなかった猫がそっと近寄って父の膝に前足をかけて 
顔を覗き込んでニャーと鳴き、しばらく無言で父を見つめていた。 
父が「慰めてくれるのか…」ってなでるとまたニャーと鳴いた。 
父も猫も今は天国にいます。 


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